珈琲と季節菓子 nagi
「珈琲と季節菓子 nagi」は尾道市向島立花に新しくオープンしたアポイント(予約)制のカフェです。向島というのは尾道から日本一短いフェリーに乗って渡ることのできる瀬戸内海の島、広島側からするとしまなみ海道の1つ目の島です。
向島にはウシオショコラトルや立花食堂など気になるお店があったので行ってみたかった島の一つ。しかし、それよりもアポイント(予約)制のカフェ「珈琲と季節菓子 nagi」さんが気になりすぎて、尾道に行くタイミングで席が空いていたので予約して行ってきました。
nagiさんを初めて知ったのはカフェ店主である羽田裕明さんのnoteを読んだことがきっかけでした。noteを読んでいると、仕事もプライベートもとてもこだわりを持って取り組まれている姿勢を感じることができました。それと同時に、向島立花というアクセスが良いとは言い難い場所で開くお店はどんなお店なんだろうというわくわくも生まれました。
その中でもとくに気になったのが、お店はアポイント(予約)制という点と、お店の場所は非公開という点です。
実際に行ってみて、羽田さんが一目惚れしたという向島立花の雰囲気とお店を堪能してきたのでご紹介していきます。

正直、向島で暮らしてみたくなりました…
お店に向かう間も島の空気を感じる贅沢な時間
お店と駐車場の場所は予約時に教えてもらえます。その場所がなかなかわかりづらくて迷いながら駐車場へ到着しました。
車を停め、お店に向かうと目の前には瀬戸内海の景色が広がっていました。
海にはパドルサーフィンを漕ぐ一人の男性の姿。この景色を見た瞬間、ぼくの時間は止まりました。
ただただ目の前の景色を眺めてるだけで気持ちが落ち着いていくのがわかりました。


お店までの道のりで見つけた散歩中の小さなカニ、終わりを迎える紫陽花、散水が行われている畑。
駐車場からお店までは4,5分程度の距離だったのですが、島のいたるところに目を奪われていると倍の時間がかかっていました。








あ、お店が見えてきました。細い路地の先、高台の上にありました。





お店に着くまでの間で、すでに向島が好きになりつつあります。
さらりとした空気感と降り注ぐ光が印象的な店内
お店の入り口は少し手に重みを感じました。扉を開けると「おはようございます」という声。オーナーのご夫婦の挨拶で迎えられて、なんだかほっこりとした気分。
お店に入るとすごくさらりとした空気を感じました。土壁が湿気を吸っているせいもあるのでしょうが、外の夏の日差しとは違ってすごく気持ち良かったのを覚えています。


店内には大きなテーブルが2つ、奥に一人用の席が1つ、距離を置かれて配置されていました。


こだわりの家具や置物と生花が迎えてくれます。


こちらが一人用の席です。他の席から離れているので、落ち着いて過ごす(写真を撮る)ことができました。
むしろ、ここが特等席なのでは。


席に座ると、目の前の窓から瀬戸内海が見えました。セミの声が響く夏の朝、こんなにおしゃれなお店で過ごせるなんて幸せです。


メニュー


珈琲
- 朝凪 600円
- 夕凪 650円
- 夜凪 700円
- アイスカフェオレ 750円
季節菓子
- チーズケーキ 煎茶と焙じ茶のソース添え 600円
- 季節のタルト プラムと蜜柑蜜ナッツ 600円
- グラスデザート 木苺とカルダモンのパンナコッタ 600円
- クッキーサンド 梅アーモンドバター/甘夏ピーナッツバター 300円
- グラノーラ(take out) メープルと塩麹/焙じ茶 500円
黄色下線:今回注文したメニュー
取材当時のものなので、時期によって変わっているかもしれません。ご参考までに。
アイスカフェオレとチーズケーキを注文
今回は、最近ハマっているアイスカフェオレと、チーズケーキを注文してみました。
窓から入ってくる光がきれいで、思わず何枚も写真を撮ってしまいました(一人席はありがたいです)


アイスカフェオレがきました。きれいに2層に分かれています。自分でやるとなかなかこうはいきません。
飲むのがもったいないくらいですね。
味はしっかりとした重めの印象。ネルドリップで淹れた濃厚なコーヒーを味わえます。


こちらがチーズケーキです。煎茶と焙じ茶のムースがあって、どちらもしっかりとお茶の味を感じられて、チーズケーキと相性ばつぐんでした。


チーズケーキはしっとり系でした。こんなに美味しいなら、他のお菓子も全部食べたい!



全種類の珈琲とお菓子を制覇したい。
珈琲と季節菓子 nagi フォトギャラリー
他にもお客様がおられたので、お邪魔にならない範囲で写真を撮らせていただきましたのでぜひご覧ください。お店の素敵な雰囲気を少しでもお伝えできれば嬉しいです。



















フォトジェニックすぎる
予約方法
予約状況の確認や予約はお店のInstagramから行います。
概要欄に最新の予約状況が書かれているURLがあるので、そこから空き状況を確認します。
「①10:00〜12:00、②13:00〜15:00、③15:30〜17:30」の時間帯毎に空いている席の状況が書かれているので、都合の良い日を選んでメッセージを送りましょう。
以下の情報を、希望日の3日前までに送ります。
- 希望の日にちと時間帯(①②③)
- 人数
- 予約者の名前
予約完了の旨の内容と、お店の詳細場所と駐車場の場所を教えてもらえます。
Instagramでメッセージを送るためにアカウントが必要です。
珈琲と季節菓子 nagiの詳細
営業について
私が伺ったときは土日月に営業、以下の①②③の時間帯別に予約をする形でした。
①10:00〜12:00、②13:00〜15:00、③15:30〜17:30



営業時間や予約受付の最新情報はInstagramで確認お願いします。
お支払いはキャッシュレスのみ
お支払いはキャッシュレスのみの対応なのでご注意ください。
- 各種クレジットカード
- pay系
- 交通系電子マネー
駐車場
詳細場所は非公開なのであまり細かい情報は書けないのですが、お店まで徒歩4,5分くらいのところにあります。
すこし分かりにくいですが、nagiと書かれたプレートがある場所がお店専用の駐車場(無料)となっています。
3台分ほどありましたが、それ以外も有料分が若干ありました。


さいごに


店内で過ごす時間はあっという間でした。窓から外を眺めながらぼーっと過ごしました。
次は家族や友人とお店に訪れたい、この向島の素敵な時間を共有できる人と一緒に過ごしたいなと思いました。



最高すぎました。また必ず来たいです!
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